皆さま、イムゲーをご賞味いただけましたでしょうか?
久米島の久米仙のイムゲーは久米島産紅芋と沖縄県産黒糖を使用しており、ほんのり甘い香りで、飲み口スッキリに仕上げた、かつての琉球庶民に愛されていたお酒です。
泡盛の製造では、蒸したお米に黒麹菌を繁殖させた「米こうじ」に水と酵母を加え(これを「もろみ」と言います)、アルコール発酵させた後に蒸留しますが、イムゲーでは少量の「もろみ」に蒸した紅芋を投入する事で、主に紅芋のデンプンを使ってアルコール発酵させます。イムゲー特有の紅芋のほんのり甘い香りはここから始まります!
この蒸した紅芋を投入する事を二次仕込みといい、泡盛にはない工程です。
琉球でイムゲーを造ってた頃はもっとおおざっぱな方法だったと思われます。また当時はお米が高価で庶民はなかなか使えなかったという事もあり、お米が豊かに使えるようになった今、沖縄では全麹仕込みの琉球泡盛がたくさんの方に飲まれています。
先人たちが愛したイムゲーは、実は近代に確立した二次仕込みの知恵の恩恵で、安全安心に皆様にお届けできるようになったわけです。
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