最終更新日:2012年05月28日
弊社の泡盛古酒商品の一部に表示と異なる一般酒が混和されていたことに関して、消費者をはじめとする皆様に 多大なご迷惑をおかけしたことに、あらためて心からお詫び申し上げます。
今回の事態を踏まえ、以下の改善策を講じることとしましたので、御報告いたします。
1.古酒表示のルールに適合した生産管理体制への刷新
(1)製造ラインの改善
貯蔵タンクをアルコール度数ごとにブロック分けし、商品ごとに使用するタンクを明確にします。
(2)酒の受入に関する簡易帳票の作成
第三者がみても一目で受入状況が分かるような簡易な帳票を作成するとともに、タンクごとにアルコール度数、蒸留年月日、移動履歴を記載した管理票を掲示します。
(3)作業工程のマニュアル化
作業工程を分かりやすくマニュアル化し、社内研修の定期的な開催により、社員への周知徹底を図ります。
(4)内部監査体制の強化
泡盛製造過程における帳簿管理を製造部門だけでなく、経営陣に報告することにより、工場と営業本部とで帳簿をダブルチェックする体制を構築します。
2.顧客サービスの充実
生産管理体制の刷新とともに、今般の事態を受けて、お客様へ分かりやすい商品案内を行うとともに、顧客サービスの充実を図ります。
お客様に分かりやすい商品案内の一環として、「古酒」として販売している商品につきましては、バックラベルにブレンド比率を明記することといたします。
さらに、ホームページ等の商品案内においても、これと同様に古酒のブレンド比率を明記するなど、お客様がより安心して商品を手に取っていただけるよう、きめ細やかな情報発信に努めます。
なお、今般の事案により、古酒に対する信頼を損ねてしまったことを踏まえ、弊社商品をお持ちのお客様に対しては、去る3月7日に弊社が告知いたしました回収対象商品の詰口年月日に関わらず、ご心配のある場合には、返品、交換など誠意をもって対応させていただきます。
※フリーダイヤル 0120ー78ー2276
3.経営体制の刷新
今般の事態の責任をとり、代表取締役社長 島袋周仁他取締役2名が辞任し、あらたに、社内のコンプライアンスの強化の一環として、社外取締役を設置することといたします。
4.泡盛業界、地域の発展への貢献
今般の事態を重く受け止め、上記の改善策を講じるとともに、泡盛業界の一員として業界の発展に力を尽くし、地域の発展に寄与できるように社員一丸となって努めてまいります。
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